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2012年3月15日
「卒業」から思うこと!
3月は全国の学校で「卒業式」が行われます。今年は、東日本大震災により被災地の学校は、校舎が損壊や津波被害で開催できず、別の場所で執り行われた「卒業式」も少なくなかった。しかし、この日を迎えるまでの苦難と、友人や地域の人たちと乗りこえた体験は、その後に大きな力となるはずだ。若き夢と希望の第一歩は「卒業」から始まる。
入学や卒業は、誰にとっても生涯の想い出となるもの。オートバイ業界の仕事を一筋に、ハーレーダビッドソン亀戸の15年を含めて早や40余年になる。特に車両をお求め頂いたハーレーオーナーとは、お客と営業の立場を超え、趣味の世界でも永いお付合いとなっていく。そこには人生の大先輩も多くいらっしゃる。その先輩たち、ほんの少数だが「ハーレーを卒業」して降りてゆく。高齢から起きる事情と理由がほとんどで、「ひざが痛めた」とか「視力が運転に適さない」など、カラダは丈夫でもそれぞれに“卒業事情”がある。寂しいが、ハーレーオーナーの卒業式は独りきりだ。
ことオトナの「趣味の世界」での卒業は、それまでツーリングを楽しみ分かち合ったチャプター仲間とも惜別になる。老いはどなたも順番だが、あらためて健康と、若さといのちを想う「卒業」シーズンなのであります。【趣味を仲間と愉しむ日々こそ大切】