BLOG
ブログ

2014年6月14日

おお400!おまえは風だ。

おお400 おまえは風だ!…

【発売から28年を経た今も人気のCB400FOUR】

1976年の春、まだ駆け出しのホンダ営業マンだった僕は、久々に出るモーターサイクルのニューモデル「CB400FOUR」の登場が待ち遠しかった。

「CB750FOUR」が1969年に発売され、空冷4気筒エンジンはライダーの憧れになっていた。それまで輸出仕様だった「CB400FOUR」は、エンジン排気量は408㏄、そのまま国内デビュー。

しかし、翌1977年には2輪免許が大型と中型(400㏄まで)に分割された。よって、この408㏄エンジンはわずか1年で姿を消し、免許に対応し「398㏄」へスケールダウンして発売継続となったのである。

その後、発売中止となり後継のCB400T・ホークⅡへ。但し、エンジンは空冷2気筒で、待望していたライダーたちは失望に変わってしまった。これからの他のメーカー攻勢は凄った。カワサキ/Z400FX、ヤマハ/XJ400、スズキ/GSX400Fと、まさに空前の“空冷4気筒エンジン黄金時代”がやって来る。

乗り遅れ感がいなめないなか、1981年11月に「CBX400F」が空冷4気筒・DOHCエンジンを搭載してデビュー。そのパワーもハイスペックへ。

その後、中型免許は今は普通2輪免許に制度変更。当時の大型2輪免許の合格率は3%以下。落すための免許とやゆされた。

今や、運転免許教習所で検定合格すれば誰でも取れる時代へ。「中免ライダーだった方々が、今大型へステップアップを目指しているんです」と提携教習所のインストラクターが教えてくれた。

あの時の中免ライダーが大型へステップアップしている。さて、今やどのメーカーでも2気筒250が好調な販売のようだ。カタチを変え、歴史は繰り返すのか!(^^)!…おお400から次なる世代へ!

小生が現在の亀戸へ来る前、町田市で「ホンダ・ウィング マップラン」として1986年開業、ホンダモーターサイクルの歴史は当店のおいたちでもあります。

トップへ戻るボタン矢印
TOP