BLOG
ブログ
2011年4月13日
唸る旨さ墨田の蒲焼!
その店は、墨田区三つ目通りを沿いにある。かすかな青い煙りが通りにもれていて気になっていた。持ち帰り用の小さなお店「うなぎの川たけ」。クルマやハーレーで行くと、三つ目通りの速い流れについ行き過ぎてしまい寄れないでいた。自転車で野暮用のあと前を通った時、やっとここの蒲焼が買えた。炭火でふっくらと焼き上がった「うなぎの蒲焼」と「キモ焼き」は、年季の入ったおじさんの上手な焼きのせいかメチャメチャ旨かった。
【肉厚なうなぎと肝を店のタレに漬けながら焼き上げる! 】
なんとも素朴!この表現しか思い浮かばない。独り静かにたんたんと焼く川たけのおじさん。高級なうなぎ店よりも、ここのほうが“美味しさを感じた”のは、小生が庶民そのものだからだ。タレで浸みたようなアミノ酸だらけの店が旨い気がする。「うなぎの蒲焼」と「キモ焼き」以外にメニューがない。それしかやらない欲の無さが好い。蒲焼き850円 キモ焼き1本150円 午後4時から開店して売り切りしだい閉店。こちらもなんともシンプル。
焼き上がりを待つ間、「この美味しいうなぎの蒲焼きを、東北の被災地で働くバイク救援隊に食べさせてあげたらナ~」なんて考えていた。
所在地 墨田区立川4-9-2 三つ目通り沿い TEL03-3633-2617 菊川駅より350メートル
悔しいのはキモ焼きのこと。写真の通り5本あったが「キモ焼きこれ全部ください」と注文、おじさんは「予約で売れていて1本しか残ってないけど・・」そんな訳で、1本のキモ焼きを、妻と大切に分け合って頂いたのでした。