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2013年2月10日
輸入車が再び人気上昇へ!
7日の経済ニュースに「輸入小型二輪車販売2カ月ぶりにプラス、ハーレーのシェアが60%…1月」と報じられた。小生もまだサラリーマン時代だった、1970年代の初頭、輸入2輪車と云えば外車のハーレー、BMW、ドカッティなどが主流だった。各銘柄共に年間販売台数も2000台に満たない小さな輸入車市場だった。【逆輸入のフロンティア初期のホンダGL1000】
1977年だったろうか、「逆輸入車」つまり輸出された日本車を逆輸入。当時の日本国内は750ccを最大としたメーカー間の自主規制があった。逆輸入したその車両を、輸入元の大阪まで引取に行った。それがこのホンダ・GL1000(写真上)である。【SUZUKI GSX1000S刀】
オーバー750の輸入規制は永く1990年代まで及び、排気量だけでなく、「GSX1000S刀」のフロントフォークの左右にそれぞれ装着されたセパレートハンドル(セパハンと略されていた)が違法だとして、取締りの対象になったことがあった。ライダー間で有名な“刀狩り”である。今では考えられないような出来事だった。
【異端な存在だったスズキGT380】
運転免許制度が変更された1975年。中型免許は400ccまで、それ以上は大型2輪免許に。すでに市販車だったスズキGT380は、他の3銘柄の4サイクル・4気筒エンジンでなく、2サイクル3気筒、エキゾーストサウンドは異彩を放ったことを想い出す。
現在では、若く麗しいレディーが趣味として輸入車を代表するハーレーダビッドソンを求めて愉しんでいる。それはもう珍しくはない。いい時代になったと思う。