BLOG
ブログ

2011年5月6日

平和への祈りをこめて!

「連休は空いてるかも?」・・直前までそう思った方も多かったのでは?渋滞の高速道路は例年通りの見慣れたシーンで、震災によりいろんな思いが交錯するなか、渋滞さえも何故か安心感が漂った。「東日本大震災」から50日。震災からの復興へ向け「がんばろう日本」と云う気持ちと、“福島原発の行方”が気になりながらのGW突入でした。

小生、日頃よりご先祖様へ供養をおろそかにしている反省もあって、この連休は故郷の九州・福岡県へ先祖のお墓参りも兼ねて、太平洋戦争のふたつの平和祈念館を訪ねた。dscn9898                        

 

 

【大刀洗平和記念館の零戦32型は日本で唯一】

福岡県朝倉市(旧筑前町)の旧陸軍航空隊跡地に「大刀洗平和記念館」がある。戦後は特攻基地として鹿児島・知覧が有名だが、ここ大刀洗は知覧の本校となる日本軍有数の兵学校と共に航空基地だった。それだけに戦争末期は、アメリカ軍爆撃機・B29により壊滅的な空襲を受けた。dscn9885

広島県呉市では「大和ミュージアム」を見学。「零戦」は、名古屋の三菱重工、「大和」は、広島県呉市がふるさとだ。この「大和」は、スケール10分の1ながらそれでもデッカイ。来館者に戦時の状況や展示品について語るボランティアの説明に聞き入る。その大和の悲しき沖縄特攻は、すでにアメリカ軍の待ち伏せによる爆撃で沈没。散華した乗組員3056名の尊い犠牲と、それまでのドラマに目頭が熱くなった。

戦争を二度と起こさない誓いもこめ、平和の象徴として「大和」が沈没せずに残っていたなら、世界から観光客を呼び復興に一翼を担ったであろうなどと思いながら見つめていた。dscn9965

【呉市の大和ミュージアムにて】

ここへも、全国からツーリングにライダーたちがやって来ていた。ハーレーやホンダ、ヤマハにカワサキとスズキなど、関東と比較して国産バイクが圧倒的に多い。しかし、ライダーと云えども小生同様に頭に白いものが交じる年齢が大半だったが。

トップへ戻るボタン矢印
TOP