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2012年8月9日

オートバイに乗ると脳に好い!

今日は、“オートバイに乗ることが健康に良い”と科学的な根拠と証明を発表された、東北大学の報告を掲載したい。小生も還暦を超えライダー生活も40余年、この“脳トレ”の実際例かもしれない。これからハーレーをとお考えの方はもちろん、大学の発表内容にちょっとお付合いください。【小生と友人10名で走ったUSルート66ツーリング】

“脳トレ”で知られる東北大学の加齢医学研究所・川島隆太研究室とヤマハ発動機は、オートバイの運転が脳に与える効果を調べる共同研究の結果を発表。日常的にオートバイに乗ると、脳の認知機能向上やストレス軽減など、脳と心の健康にポジティブな影響を与えるという。

【ハーレーダビッドソン亀戸の下町シニアライダーたち】

オートバイ運転時の大脳の前頭前野(記憶や感情、行動の制御などを行う部分)の活動を、日立製作所基礎研究所が開発した携帯型光トポグラフィー機器の試作機を使って計測した。現役ライダー5人(平均年齢45.6歳)と、10年以上ブランクのある元ライダー6人(同46.2歳)に運転してもらい、比較した。

【乗り続けているライダーの脳の前頭前野は常に活発だ】

現役ライダーは運転中、常に左半球背側前頭前野が活発化していた一方、元ライダーは発進や加速時に右半球背側前頭前野が活発化するなど、脳の使い方が異なっていた。現役ライダーの方が走行中に集中力が高まっていることも分かった。

オートバイを運転する生活習慣が脳に与える影響も調べた。日ごろオートバイを運転していない22人をくじで2グループに分け、一方だけが通勤などでオートバイを2カ月間使う実験を実施。各グループに対し、実験の前後で認知機能を調査し、結果を比較した。メンタルヘルスに関するアンケートも行った。

【バイクに乗る・操る・扱う・ライダーの3要素をアドバイスする小生】

オートバイを使ったグループは実験後、使っていないグループよりも、記憶力や空間処理力などを調べる検査で得点がアップしており、オートバイを日常的に使うことで認知機能が向上していることが分かったとしている。

【御年84歳だがロードキングをキビキビと年齢を感じさせない】

当店の最高齢ライダーは東京都江戸川区在住、84歳の下澤さん。この方は例外としても、50歳を超えたら乗り続けないと脳も加齢し鈍化していく。ハーレーは乗って愉しむ遊び道具であり、持ってるだけでは意味がない。ライダーも乗ってこそだ。あなたもハーレーを始めるなら、一歳でも若いうちに。そして、75歳を目標に“健康ライダー”であり続けたい。

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