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2011年7月7日

勝手なオートバイ世界遺産②!

s4-21-1日本のオートバイ史を語る時、ホンダのNC50/ロードパルを抜きに出来ない。

原付ながら存在感は大きく、ホンダとヤマハのいわゆる「HY戦争のきっかけ」を造ったのが、このロードパルであった。イタリアの大女優ソフィア・ローレンを宣伝に起用“♪ラッタッタ~”のキャッチコピーは愛されて、製品名と間違えるくらい一世を風靡。それは1976年のこと。b0076232_14104921

 

                         【ナナハンの代名詞となったCB750K0】 

東京モーターショーが晴海会場だった1969年の秋。かつてない空冷4気筒エンジンは大迫力で車体共に「世界一のオートバイ」が誕生したと、今までにない驚きと感動をもって晴海会場で見入った。このCB750K0が出るまで、カワサキw1ヤマハXS1のバーチカルツイン650 ccエンジンが国内最大型バイクに君臨。そして、この頃暴走族対策とした「大型2輪免許」と「中型2輪免許」など、2輪免許4段階制度となる。        04

 

カワサキW1Sのキャブトンマフラーはイイ音の代表だった

その当時、バイク仲間とは同じ銘柄を選ばず「ホンダ、ヤマハ、カワサキ、スズキ」のそれぞれのメーカーバイクを愛車にした。小生のCB450K1も、友人もまだブレーキはドラム式で、雨に遭うと制動や効きが変わり、それらを念頭に速く走るのがオートバイ乗りの技量の時代、下手な奴ほど馬力不足だのサスペンションがなんちゃらと、マシンのせいにする。上手い奴らは云わずとも一人峠道をひたすら駆けていた。当時我等バイク野郎が会って愛車自慢が始ると“マシン談義”に終りがなかった。3-2                            

ヤマハXS1- 650

CB750K0は、元はアメリカ市場からの要望に応えた登場だったが、時を少し遅く「カワサキ750-Z2」が新発売された。0920z220official20pictureこちらはアメリカでは「Z1」と呼ばれ900ccエンジンを搭載していた。大柄な車体とフォルムは多くから支持され、デザインは今も古さを感じさせないZ2、旧車マニアや愛好者はもちろん、当時乗れなかった団塊世代の憧れだったナナハン。CB750K0と並んで日本の「ナナハンの黄金時代」を代表する名車だ。09_flhrc 

【ハーレーダビッドソン・FLHRCロードキングクラシック】

あの時代も、そして現在も、ハーレーダビッドソンは空冷ビッグツインエンジンのルーツ、「ショベルヘッド1200cc」から「エボリューション1340cc」へと改良を加え排気量アップ。そして現在の1689cc(TC103)へ続き、型式や名称を変えず50余年に渡り生産を継続している。

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