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2012年5月15日

高速道路の2輪車通行料金!

2輪車の高速道路通行料金が高いままだ。2輪車なのにどうして4輪車と同じ通行料なんだろうか?ETCが導入される前、道路公団は料金所での徴収業務の簡素化などを理由に検討してくれなかった。

ETCで「車種」が適確に管理できる現在において、「高速道路の2輪車の適正通行料金」が見直されていいはずだ。そんな2輪車の立場を国会議員として主張くれる「松浪健太衆議院議員」がいる。オートバイに政治的イデオロギーはない。【2輪の省エネと省スペース、日本に最適だと思われる】

松浪議員が先日の国会で質問した要旨!

「先の東日本大震災でも随分と大活躍をした2輪車、被災地の4輪車には重量税免税の処置があったが2輪になく、行政も“2輪を忘れてました”というのが現実である。他の分野でもこうしたことが多々ある。・ホンダ・ヤマハ・スズキ・カワサキと日本人の名を冠したブランドが世界へ高らしめた。国内でもしっかり処遇すべきだ」。

【被災地では機動力を発揮、医薬品などをいち早く届けた】

そして質問へ★「高速料金について大型などは高い訳だが、どういう根拠で料金設定しているのか?」・・国土交通省の回答・・3つの観点から決定している。

①道路を時間的、空間的に占有する度合いに応じた占有者負担

②建設から管理にかかる費用に影響を与える度合いに応じた原因者負担

③道路を利用する便益に応じた受益者負担。

この観点から5車種区分とし「軽自動車・普通車・中型車・大型車・特大車」である。(ここの区分に2輪車が存在しない)

それでも2輪車と軽自動車が同じ料金では誰も納得いかない。松浪議員は当然その疑問への質問。その国側の回答はこうだ・・「前の3つの負担の考え方により、普通車を10とした時に軽自動車の負担割合を8であるした」松浪議員は、ここで本題へ・・「大臣、ここで大変聞いて頂きたいことがあります。我々にとって、乗用車と軽自動車これは10対8との回答ですが、それなら軽自動車とオートバイがどちらが大きいのか?」

前田国交大臣は・・「軽自動車とオートバイの差は大きいんじゃないでしょうか」・・国交大臣からこの回答を引き出せたことは、我が2輪車愛好者にとって大きな出来事だったのである。【応分の負担:普通車の50%を2輪車の新通行料金として望みたい】

小生のブログに政治的意図は一切ない。永く社会の弱者として扱われ、立ち遅れている行政から見た2輪車の理解が高まり、よりよい二輪車文化につながればとせつに願ってアップしました。長文にお付合い頂き感謝いたします。

さらなるご関心の方は松浪議員のブログへ!

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