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2012年6月13日
ハーレーで走ったルート66②
ラスベガスからウィリアムスまで370㌔。2日目は、それまでの砂漠の景色から緑豊かな樹木の丘を駆けあがると、そこは世界最大の峡谷「グランドキャニオン国立公園」だ。その谷の全長は300㌔におよび、眼下に流れるコロラド川までの高さは1000m。崖のふちに立ち見下ろすと脚がすくむ。この雄大さは、まだ見ぬ人の想像を超えていることだろう。【グランドキャニオンへの道は楽しい】
アメリカの国立公園の管理はキチンとしている。ツアー中このカードがあれば全米の国立公園を巡れる合理的なもの。この地を訪れるのは3度目だが、この谷の雄大さにはいつも感動させられる。【眼下のハイキングロードで谷の大きさが理解できるかな】
グランドキャニオンを後にして、カイエンタを経由410㌔の走行となる。今回のツーリングで、小生がもっとも見たかったモニュメントバレーへ。ちょっと旧い映画になるが、ジョン・ウェイン出演の「駅馬車」などに登場したのもここモニュメントバレー。【この景色“明日へ希望の道”気分も壮大になった】
映画監督のジョン・フォードが、ここモニュメントバレーをよく使ったと云う。西部劇の舞台としては他にないくらい最高のロケーションだ。なんて素人の小生も、監督気分でそのシーンをいくつも空想してみた。
この岩場に馬に乗ったカーボーイが、モニュメントバレー遠望しているシーンを思い出した方も?しかし、この丘にハーレーを載せることはできなかった。【ジョン・フォードの丘の代名詞がついた岩場】
【カーボーイとそのシーン】
このモニュメントバレーが幻想的な美しさを魅せたのは夕陽である。カメラでその瞬間を撮りたい。いや、自分の眼にしっかりと焼きつけて置きたい。その両方の気分に慌てる。夕空の色彩が刻々と変化していく。【夕陽でオレンジ色に染まっていくモニュメントバレー】
地平線とモニュメントバレーの地形が夕暮れのシルエットになった。この美しさは小生は生涯忘れない。【絶景・雄大・壮大もう表現を失う美しさ】