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2016年9月9日
ハーレー・ニューエンジン2017モデルで新登場へ!
8月下旬、アメリカ・ボストンに於いて世界各国のハーレーダビッドソン正規ディラーを集め開催された「2017・インターナショナルディラーミーティング」。
本国アメリカでの恒例ミーティングであるが、今大会では16年振りとなるメインエンジン『ミルウォーキーエイト:Milwaukee-Eight 107』の登場により、世界のディラーを歓喜させた。
【2017モデルの発表前にステージへ大注目】
シングルカムと8バルブに変更され、パワー&トルクを図っている。またメンテナンス費用のユーザー負担の低減と信頼性の向上。
アイドリング時のエンジン回転数:850rpm、いわゆる「三拍子」サウンドを実現。
このアイドリング低回転を実現するために、新型充電システムと新オイルポンプを採用。シリンダーヘッドへのオイル供給と、潤滑向上させ、低温化も達成し、さらにメカニカルノイズを大幅に低減した。
【2017モデルへミルウォーキーエイト107を搭載】
2017・ツーリングファミリーモデルへ搭載される。これまでの103Ci/1690cc⇒107Ci/1750ccへ。
【世界のディラーからMilwaukee-Eightへ熱い視線】
Milwaukee-Eightには、今後のバリエーションプランを紹介しましょう。
“Milwaukee-Eight 107″は1,750cc、油冷シリンダーヘッドを採用。Street Glide®/Street Glide® Special、Road Glide®/Road Glide Special®、Electra Glide® Ultra Classic®、Road King®、それにFreewheeler®に採用されます。
“Twin-Cooled™ Milwaukee-Eight 107″は1,750cc、水冷シリンダーヘッドを採用。Ultra Limited/Ultra Limited Low、Road Glide® Ultra and Tri Glide® に採用されます。
“Twin-Cooled Milwaukee-Eight 114″は1,870cc、水冷シリンダーヘッドを採用。CVO™ Limited と CVO™ Street Glide®に採用予定です。
【日本ではツーリングモデル/ストリートグライドが人気NO-1】
今モデルでは純正マフラーサウンドを強調した。「ハーレーといえばエキゾーストサウンドと低回転エンジンの3拍子」は、1960年代から1987年まで続いたパンヘッド、ナックル、ショベルエンジンが創ったもの。永くユーザーのイメージであったが、Milwaukee-Eight 107で再現へ近づいた。