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2011年9月6日
ハーレー乗りの危機管理!
大上段のテーマになってしまったが、小生の夏休みは妻のふるさと「南紀・新宮市」へ夫婦それぞれ愛車のハーレーダビッドソンを駆り、帰郷したことを前のブログでも紹介。ほんの2週間前に行ったばかりの“その紀伊半島・南部地域”が、今回の大型台風12号がまき起こした“空前の豪雨”による洪水と土砂崩れは、大勢の死亡者と行方不明者をだす甚大な災害に遭ってしまった。「あのデっかい熊野川が氾濫・・?」小生は信じがたかった。
災害地は電話が不通となり、やっと携帯のメールで連絡が通じた。妻の友人等からの情報では、新宮市の中心部を抜ける国道42号は河と化し、沿道の家々は浸水はあったが大事に至らなかったとのことだ。知人の無事に安心した昨日だった。 【ゆったり流れる熊野川、左が三重県紀宝町、右は和歌山県新宮市】 お盆には熊野川この広い河川敷では「新宮市花火大会」が開催される。
今回のテーマの「ハーレー乗りの危機管理」、構想は別の視点から対応を喚起しようと思っていたもの。しかし「3.11東日本大震災」以降、全国的な余震や地震。大型台風による洪水など、止まない災害に書かずにおれなくなった。それは南気候の北移動、いわゆる「温暖化」の影響だろうか。自然の「想定外」は地域やタイミングも狂わす。
【熊野川上流はカヌーなど川遊びが満喫できる楽しい場所】
まだ台風シーズンのただ中にあり、大雨への備えは緩めないようにしたい。東京は「コンクリート世界」だからこそ、大雨による増水はとてつもなく速い。浸水に備え可能ならハーレーの置場をいつもより高い位置か、また車庫への浸水防止にはナイロン袋に土を入れた簡易な「土のう」を自分で作れることも知っておきたい。【下写真・豪雨による神田川の急な増水】 この春に上京され転勤や進学などで在住となった方は、東京都の東京洪水ハザードマップを一度見ておこう。「予防とは」危機管理の原点、関心からスタートするもの。
【 このたびの台風12号により災害に遭われました新宮市、紀宝町、那智勝浦町、田辺市、十津川村の被害者のみなさまへ心から一日も早い復旧を願い、亡くなった方へご冥福をお祈りいたします 合掌 】