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2012年4月12日
復刻して欲しいあのバイク!?
今月3日のYahooニュースに載っていた「復刻して欲しいバイク1位は・・」ある調査機関がアンケートをまとめた。その人気第一位は、小生も憧れた名車「スズキ・GSX1100S刀」だった。【スズキ・GSX1100S刀】
2位に「ホンダ・NSR250」、3位は「カワサキZ-1・Z-2」このベスト10には、カワサキ車が5台入っていた。調査は、排気量51cc以上のバイク免許を保有している20代から50代の男性500名および20代から30代の女性100名の計600名を対象に、3月14日から16日、楽天リサーチを使ったインターネットアンケートで行ったもの。【ホンダNSR250・SP】
過去30年間で、日本のバイクメーカーが復刻した大型オートバイは「カワサキ・GPZ900Rニンジャ」と「スズキ・GSX1100S・刀」の2モデルだけである。但し生産休止から間もない2年以内なので、復刻というより「再生産」が適格な表現と思われるが、いずれにせよ熱き人気に支えられカーテンコールに応えての再登場。この2モデルは現在でも中古車では人気モデルだ。
私感ながら、復刻版のセールスは成功しない。また環境規制などの対応により発売時のオリジナリティーは失われる。さらにユーザーの“願望と消費行動は一致しない”のだ。何より、デザインや工業製品は善くも悪しくも常に進化と変化が宿命なのである。【ハーレーダビッドソン・ダイナローライダー/1979年型】
“ハーレーは変わらないから好いねぇ~”と、よく聞く。それは褒め言葉なのかどうか?ともかく1970年代から30年以上、その基本スタイルを変えないハーレーダビッドソンは、モデル名に復刻はあっても“鉄馬のままの進化”をしている。10年ひと昔と云うが、2000年と2010年の同名モデルでも、別物のようだと古いオーナーからも試乗後の感想を貰う。ちなみに、日本の車検対象のオートバイ登録と販売実績(小型2輪車)では、国内4メーカーを抜いて10年間に亘りトップシェアーを保っている。